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漢方カウンセリング
漢方入門 基本の「き」

今の日本では、現代医学(西洋医学)が主流です。しかし、西洋医学が国の医学と定められたのはわずか100年前のこと。1883年(明治16年)に、西洋医学を習得することが医師に義務づけられたのが始まりです。

 

それまで日本人の健康を長く支えてきたのは、漢方薬をはじめとする「東洋医学」でした。東洋医学とは、アジア一帯(東洋)で発祥した数千年の歴史を持つ伝統医学の総称です。一般的には、古代中国で発祥した伝統医学(漢方、鍼灸、按摩、食養生など)のことをいいます。とりわけ漢方薬は、東洋医学の中でも現代人に最もなじみがあり、広く知られているものといえるでしょう。

 

漢方というと、何となく古臭くて怪しいイメージを持たれがちですが、実は近年、若い人たちの間でも人気が高まってきています。それは食をはじめ、ライフスタイルにおいてナチュラルさを志向する流れの一つなのかもしれません。

 

漢方薬は、数種類の生薬(植物の根、葉、花や動物、鉱物などを乾燥したり、加工したもの)を組み合わせて構成される薬で、数千年前からの医師の臨床経験の積み重ねから処方が編み出されています。

 

 

漢方薬を選ぶときには、「陰陽五行論」をはじめとする東洋哲学をもとにした医学理論をもとに患者の体質を診て、「証(しょう)」(主に体質のこと)に基づいて処方を決めます。

 

「証」を見立てるためには、「四診」という五感を使った身体観察法を用います。

「四診」には以下の4つがあります。

 ・望診 ➡ 見る

 ・聞診 ➡ 聞く、嗅ぐ

 ・問診 ➡ 問う

 ・切診 ➡ 触れる

 

望診の一つに、舌を見る「舌診」があります。

東洋医学では、舌は、カラダの中の状態を映し出す「鏡」と考えられています。

 

現代医学では血液検査をはじめ、レントゲンやCT、MRIといった画像診断などを用いてさまざまな診断をしますが、これらはもちろん大昔の中国にはありません。

そのため、外側から患者さんのカラダを観察する手段(望診)が発達し、患者さんの外見、例えば体つき、動作、姿勢、表情、肌や髪の色つやなどを細かく観察して情報を得ていました。

 

とりわけ、舌を診る「舌診」は、重要な手がかりを得ることができます。

舌を診ることで心身の状態をいろいろ読み取ることができ、全身の状態を把握するのです。舌は日々の体調によって変化します。そして、漢方薬の服用や鍼治療などによる体の変化によっても舌の状態が変わります。そのため、舌を診ることは今の体の状態や漢方薬の効果を確認するための重要な手がかりとなるのです。

 

舌の見方のポイントが分かれば、ご家庭でも日々の体調のセルフチェックができるようになります。「舌を診ること」を習慣化してみてはいかがでしょうか?

 

               具体的な「舌診」の方法はこちら➡

 

 

「四診」を経て「証」を見立てて漢方薬を選ぶ……というこの一連の流れを「弁証論治(べんしょうろんち)」といいます。

専門家に「証」を正しく診てもらい、選んだ漢方薬を服用することが、漢方薬の効果を感じるためには大切です。

 

 

※薬局では病気の「診断」はできません。医師による適切な診断をしていただいた

 うえで、当漢方カウンセリングでは「健康相談」をお受けいたします。

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