現在、日本で使われているお薬の種類は、どのぐらいあるかご存じですか?
お医者さんの処方せんが必要な医療用医薬品だけでも、その種類はなんと13,000品目以上。これに市販薬(OTC)を加えたら、その数はとんでもなく多くなります。
これらの「薬」に関する専門知識を提供できるプロフェッショナルが、私たち薬剤師です。
ここでは、主にお薬のことについて、あなたの「ちょっと聞いてみたいこと」にお答えします。
Q.「食前」「食間」「食後」の違いは?
Q. 薬の種類が多くて、飲み方や時間が分からなくなってしまいます。どうすればいい?
あなたのすべての「お薬」を記録します
いつ、どこで、どんなお薬が処方されたかを記録しておく手帳です。あなたの「かかりつけ薬局」で発行してもらい、飲んでいるすべてのお薬を、1冊のおくすり手帳にまとめて記録しましょう。
「おくすり手帳」は以下のようなときに役立ちます。
・複数の医療機関にかかっているとき
・新しい医療機関に受診するとき
・夜間や休日診療を受けるとき
・災害時
・旅行や帰省のとき
病医院、薬局へ行くときはお持ちください。
お薬のよくない飲み合わせや重複を防ぎ、安全に服用できます。
ドラッグストアなどで購入した一般用医薬品(OTC医薬品)や、サプリメントも記録しておくと良いでしょう。
お薬手帳のほかに「薬剤情報提供書」という、お薬の説明書も発行されます。こちらには、お薬の名前と写真、効能効果、飲み方、注意事項、など詳しく書かれています。併せてご覧ください。
Q. 調剤薬局では、保険証を必ず見せないといけないの?
保険証を提示する義務があります
「健康保険法施行規則」第54条に、『処方せんのお薬を調剤してもらう薬局に保険証を提示する義務がある』ことが定められています。
処方せんに記載されている保険証の番号や患者氏名が誤っていないか確認することで、保険適用の料金でお薬をお出しすることができるのです。
Q. 薬剤師さんには、どんなことを相談できるの?
薬剤師にご相談ください
まずは、処方せんをお持ちになる薬局で、薬剤師にジェネリック医薬品希望とお伝えください。ジェネリック医薬品が使えるかどうか、薬剤師が処方せんを見て判断いたします。ご相談ください。